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日本初!スプレッドが「Vertical Farming Manifesto」と「Identity Statement」に参画
~世界有数の植物工場企業による、持続可能な食料システム構想~
株式会社スプレッド(本社:京都市下京区、代表取締役社長:稲田信二)は、世界有数の植物工場企業30社以上による「Vertical Farming Manifesto」と「Identity Statement」へ参画いたしましたのでお知らせします。この取り組みはグローバル企業と共にサステナブルな食料システム構築を目指すもので、日本企業による参加は初めてとなります。
「Vertical Farming Manifesto」および「Identity Statement」とは
2022年9月にベルギー・ブリュッセルで、世界のリーディング植物工場企業20社以上(当時)により策定・署名された2つの声明です。気候変動、人口増加、経済格差をはじめとした社会課題に対応するために、既存の食料システムにおける改革の必要性を主張しており、課題解決に植物工場が大いに貢献できると説明されています。一方で、伝統農業を否定するものではなく、「農業全体としての生産量増加や持続可能な食料供給の実現」という目的達成に向けて、お互いに協力し補完しあう関係を目指しています。
また、植物工場産業における今後の指針を策定する試みでもあり、エネルギー消費の削減・グリーンエネルギーへの移行、脱炭素の推進、環境への影響の測定と透明性の確保、SDGsなどの国際的な枠組みとの連携にコミットする意思表明です。
※英語原文
・The Vertical Farming Manifesto
・Vertical Farming Identity Statement
参画の背景
当社は2006年に「未来の子どもたちが安心して暮らせる持続可能な社会の実現を目指す」というビジョンのもとで創業し、2013年に世界でいち早く大規模植物工場での黒字化を達成しました。現在、エネルギーや資材などのコスト高騰により植物工場産業は逆風にさらされていますが、あえてこのタイミングで「Vertical Farming Manifesto」および「Identity Statement」に参加し、掲げられているバリューへの支持と賛同を表明することとしました。
日本企業の強みである改善とスプレッド独自の植物工場運営のノウハウ、研究開発による技術革新を合わせて更なる生産性向上を実現し、直面する困難を克服することができると考えています。
株式会社スプレッド 代表取締役社長 稲田信二 コメント
食料安全保障のリスクが今後も高まっていくものと考えられます。誰もが高品質で栄養価の高い食品にアクセスできる食料生産システムを構築することは、私たちの将来にとって非常に重要な取り組みです。
私たちは農業とテクノロジーを融合した植物工場が、より強靭で持続可能な食料生産システムとして重要な役割を果たすと信じており、世界の仲間たちと力を合わせて取り組んでいきたいと考えています。
【本リリースに関するお問い合わせ】
株式会社スプレッド 広報部
E-mail : pr@spread.co.jp
TEL : 050-3852-0561