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カットレタスの消費期限を6日まで延長した「Techno Fresh」が、世界の優れた植物工場を表彰するVertical Farming World Awardsを受賞

~フードロスを減らすイノベーションとして審査員が高く評価~

株式会社スプレッド(本社:京都市下京区、代表取締役社長:稲田信二)が開発した次世代型加工システム「Techno Fresh」は、「Vertical Farming World Awards」(主催:英・Zenith Global)において「Best Crop Enhancement」(作物の機能拡張)のカテゴリーで受賞しました。
スプレッドは2021年「Techno Farm」の受賞に次ぎ、2度目の受賞となります。

テクノフレッシュのカットレタス商品。優勝のイメージ

Vertical Farming World Awardsとは

英国を拠点に30年以上にわたって食品・飲料分野のコンサルティングを行うZenith Global社が、世界の植物工場産業における卓越した技術と革新的なアイディアを表彰するために2021年に創設。本年のアワードは全12のカテゴリーで応募することができ、植物工場について深い見識と独立性を持つ6名の審査員によって審査されました。

◆Zenith Global社「2023 Vertical Farming World Awards Winners Announced」

「Techno Fresh」の概要と評価

スプレッドの次世代型植物工場「Techno Farm」で生産した農薬を使わずに栽培されたクリーンなレタスを使用し、「Techno Fresh」の特殊加工工程を組み合わせることで、日本において業界初※1 となるカットレタスの消費期限を加工日+最大6日まで延長しました。
また、消費期限を延長しつつ、見た目や風味を損なわずカットしたてのような“超鮮度”も実現しました。世界的な課題であるフードロスをテクノロジーで解決する持続可能な加工システムです。

審査員コメント

品質をサポートするための素晴らしいイノベーション

食料安全保障は世界的な優先事項。食品廃棄を減らすことができる、イノベーティブなシステムは、フードセキュリティが保障された世界への一歩です

左: 一般カットレタスとTechno Freshの経日変化の比較
右: 認定証

今後の展望

スプレッドは「未来の子どもたちが安心して暮らせる持続可能な社会の実現を目指す」というビジョンのもとで創業し、2013年に世界でいち早く亀岡プラントでの黒字化を達成しました。
現在、エネルギーや資材などのコスト高騰により植物工場産業は世界的に逆風にさらされている中、日本企業の強みである「改善」とスプレッド独自のノウハウ、技術革新を組み合わせることで生産性向上を実現し、直面する困難を克服することができると考えています。
スプレッドは引き続き事業拡大を行い、誰もが高品質で栄養価の高い食品にアクセスできる持続可能な食料生産システムの構築を目指していきます。

※1 自社調べ(リーフレタス・保存方法10℃以下対象/2023年8月)

【本リリースに関するお問い合わせ】

株式会社スプレッド 広報部
E-mail    : pr@spread.co.jp
TEL        : 050-3852-0561

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